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東京新宿区の吸玉(吸い玉)/カッピング の日記

気管支炎以後の背中のこり

2011.03.15

市ヶ谷・飯田橋のカイロプラクティック・整体 ナナ・カイロ・クリニック

40代男性の症例です。

◆お悩み・・・・・・
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10年前、重度の左肺気管支炎を患い、2ヶ月ほど入院。以降、右背部の
こり(肩甲骨内側付近)に悩まされる。家族に背中をマッサージしてもらうのが習慣だが、その場気持ち良いだけで改善がないため、体の歪みが原因なのではないかと考え来院。

◆所見・コメント
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まず、呼吸パターンやリズムを観察すると、特別な問題はないですが、左
下位肋骨の挙上が右に比べて不十分なため、左横隔膜を触診してみました。すると、右と比べて明らかに緊張が強く、スムーズに動かせていない事がわかります。

姿勢検査においても、左肩が大きく下がり、胸郭を圧迫するような姿勢を
とっていることが確認できます。


呼吸は、胸郭の柔軟性と呼吸筋(横隔膜や肋間筋など)の機能が十分であることが望ましく、この状態では、どこかしらが代償作用をおこす事が予測できます。

今回においては、気管支炎後の左呼吸筋の機能低下が、左胸郭の拡張性を阻害し、長い年月をかけて胸郭の柔軟性を奪っていったのではないかと考えられます。
それにより、右肺が代償性の働きをすることで、右呼吸筋の疲弊を招き、
エネルギー効率が悪い呼吸補助筋(いくつかあるが、呼吸筋より表面にある疲れやすい筋)に負担がかかっていたのでは、と推察します。


現に、右肩甲骨内側をはしる呼吸補助筋は緊張が強く、しこりが形成されいるのが確認できます。これが痛みやこりの引き金になったのでしょう。

◆施術・経過
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呼吸筋の機能低下と、胸郭の柔軟性を取り戻すことが第一の方針となります。また、頭部や骨盤の位置も、間接的に呼吸に悪影響を与えるため、姿勢の改善も必要です。

関連する脊柱や関節、筋肉の制限にアプローチしていく。特に、左横隔膜
の機能に関わる、横隔神経(第3,4頚椎)や、付着部である上部腰椎、
横隔膜と筋繊維を交差するすべての筋に制限が認められたため、それらを調整していく。


慢性症状のため、改善に時間がかかると思っていたが、3回目の来院時に、背中のこりがなくなり肩が気になるようになってきたとの事で、検査を
行うと、呼吸の際の胸郭の動きが左右均等になり、横隔膜の緊張もほとんど抜けているのが確認できた。

今後は、通常姿勢や作業姿勢、睡眠環境などの改善を促し、肩の負担を緩和していく事が目標です。
良い姿勢は、首肩の負担を軽減するだけでなく、呼吸筋や胸郭の動きを解放する上で最も簡単な方法だからです。


ナナ・カイロ・クリニック【カイロプラクティック 整体 千代田区 文京区】

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